北坂戸(坂戸)の歯科・歯医者・入れ歯なら「もりや歯科」へ

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〒350-0275 埼玉県坂戸市伊豆の山町4-57

お待たせしない予約優先制

痛くない・なるべく抜かない治療を目指しています。


一般歯科とは、むし歯や歯周病の治療、欠損部の補綴(入れ歯など)を主とする歯科診療のことを言います。歯科医院が行う治療の主なものを指していますが、最近では「小児歯科」「矯正治療」「口腔外科」など新しい専門科目が生まれてきたため、これらと区別する意味で用いられています。

できるだけ歯を削らない治療

  • 「むし歯は治療したい、でもできるだけ歯は削りたくない」という患者さんは少なくありません。当院で行っているのは「MI治療」と呼ばれる「できるだけ歯を削らない・抜かない治療」です。

    MI治療の「MI」は、Minimal Intervention(ミニマル・インターベンション:最小限の侵襲)の略です。歯科治療の場合、これは「極力歯を削らない、抜かないで、今ある歯をできる限り残す」 という意味です。治療法というよりも、治療にあたるときの基本的な考え方と言ったほうが良いかもしれません。

むし歯の場合は最小限削り、削った箇所に「レジン」と呼ばれる白い粘土のような材料を埋めます。今までの治療方法よりも、削る部分も少なく、詰め物・被せ物を作る必要がないので、1回の通院で治療が終了します。また、金属製の詰め物を使用しないので、見た目が美しいのも特徴です。

※重症化したむし歯には、適用できない場合があります。ご相談ください。
※MI治療は一部保険適用となります。

MI治療のメリット

  1. 上手に行えば天然の歯と見分けがつかない
  2. 1回の通院で終わる
  3. オールセラミックスや金合金と比べて安い
  4. 健康な歯をほとんど削らないで済む
  5. 神経を保存できる可能性が一番高い
  6. 修理や修正が容易

痛くない麻酔への工夫

  • 肌に感じる感覚と比較して、お口の中はとてもナイーブです。だからこそ「痛くない」治療が必要です。

    表面麻酔は、歯ぐきの表面に塗り、粘膜表面の痛みを麻痺させることで、注射の針を刺すときの痛みを緩和させることができます。これに加えて、麻酔薬を人肌に温め、違和感を抑えることができます。

とくにお子さまの場合は、痛み以前の問題として、注射針そのものを怖がってしまいます。これは大人でも同じですが、恐怖心を持っているときに急にワッと大きな声を上げれば、ビックリして心臓もドキドキするでしょう。プレッシャーをより大きく感じてしまう心理状態ということです。

これと同じで、心理状態によっては、痛みをより大きく感じてしまうこともあるのです。ですからお子さまには、針を見せない工夫や気持ちの集中を別の部分にもっていき、気づかないうちに麻酔が終わっている、そんな心理面での工夫もしています。

むし歯の進行とその治療方法

CO(Caries Observationシーオー:初期むし歯)

  • 穴が開いたり、黒くなったりしている状態ではありませんが、歯が溶け始めている状態です。この段階であれば、フッ素入りの歯磨き剤を用いて歯みがきをしっかり行うことで、再石灰化させることが可能です。つまり、歯を削る必要はありません。

C1(エナメル質う触)

  • むし歯が歯の表面を覆っているエナメル質を溶かして小さな穴ができた状態です。象牙質に達していないので痛みはありません。この状態の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく、症状がどんどん進むことです。

痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからで、それまではほとんど自覚症状がありません。これが最大の特徴で、また一番恐いところです。保険適用内の歯の溝や小さな穴を埋めることで治療は完了します。COの時と同じで歯を削ること無く予防をすることが可能です。

C2(象牙質う触)

  • むし歯がエナメル質の下の象牙質まで進んでいるので、冷たいものや甘いものがしみることがあります。痛みを感じるため、治療の際には麻酔が必要となります。むし歯の範囲が小さければ、保険適用内の白い詰め物をすることで治療は完了します。

むし歯が内部で大きく広がっている場合は、麻酔をしてむし歯の除去を行い、形を整えます。その後、型を取り、詰め物を作成して装着します。詰め物の種類は保険適用内の金属(金銀パラジウム合金など)です。

C3(神経まで達したう触)

  • むし歯がエナメル質、象牙質の下の神経まで達しています。激しい痛みを感じる場合が多く、神経が死んでしまうと細菌が根の外で炎症を起こして膿が出たり、歯ぐきが大きく腫れたりします。治療は、麻酔をして根管治療を行います。

神経を取り除いて根の中をきれいにしてから詰め物をします。根管治療を途中でやめてしまうと症状が悪化してしまいますので、間を開けずに治療に通うようにしましょう。

C4(残根状態)

  • 穴が開いたり、黒くなったりしている状態ではありませんが、歯が溶け始めている状態です。この段階であれば、フッ素入りの歯磨き剤を用いて歯みがきをしっかり行うことで、再石灰化させることが可能です。つまり、歯を削る必要はありません。

歯のほとんどが崩壊して根だけが残っている状態です。治療可能な歯質が残っていれば、C3のケースと同じように根管治療を行ってから、被せ物をします。症状によっては抜歯しなければならないこともあります。

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