埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
「(前の歯医者で)何度も調整をしているのにあわないのでどうにかして欲しい」という患者さまがたくさんいらっしゃいます。
切実な訴えです。
削ってばかりの調整が多い
入れ歯やお口の中を拝見すると、よくあるのが「削るだけの調整」になっているケース。
当たっていたい、などと言われると、その当たっているところを削って様子見、という調整を繰り返しているケースです。
ただ削ってばかりでは調整になりません。形を修正するためにプラスチックを追加(盛り足す)ことも必要です。
もりや歯科では、そういった調整ももちろん行なっています。
修理不能なケースも
ただすべてがすぐに調整・修理できるわけではありません。
調整していた入れ歯を拝見して、ちょっとした修正で治まる状態であれば良いのですが、もりや歯科へ駆け込んでこられる方の大半が、すでに修正不能な状態が多いのが現状です。
それでもどうにかして欲しいと言われればどうにかしようと試みますし、その結果が良ければ良いですが、修正できない場合は今までと同じ事の繰り返しです。
場合によっては、入れ歯をお預かりして調整を試みることもありますが、それでも難しいときもあります。
そのように修正不能と判断させて頂いた時は、その入れ歯は手を加えないで、新しい入れ歯をつくることを提案します。
自動車の修理と同じ
例えばですが、「車が壊れてしまった」とします。
今日中にどうにかして欲しいと修理屋さんに駆け込んだとして、すぐに出来る範囲とできない範囲があります。
しかも、車を何日間も預ける必要があるときにどうしますか?車を預けて修理をお願いしませんか?修理の間、車がないのは困りますが、車がない生活をどうにかして過ごしますよね。
修理不能となったら廃車にして、新しい車を探しますよね。
入れ歯もまったく同じです。
すぐに治せる場合もあれば、少し調べないといけないときもあります。その結果、治せるときもあれば、治せないときもあります。
「入れ歯がないと困る」のはよく分かりますが、「痛くて入れていられない」「痛くて食事ができない」その入れ歯にそんなに執着しますか?
おかしな状態の入れ歯を入れていると、口の変な動かし方や使い方を体が覚えてしまうので、新しい入れ歯を作った方がよっぽどスムーズに使いこなすことができます。