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入れ歯 院長ブログ

70代男性 上は総入れ歯、下は自分の歯が多数残っている(入れ歯は入れない大丈夫な状態)

更新日:

埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。

70代男性 上は総入れ歯、下は自分の歯が多数残っている(入れ歯は入れない大丈夫な状態)令和3年(2021年)2月2日投稿

 

この方は、勉強仲間である歯科医師の先生から治療をしているが総入れ歯の調子をかいぜんできないので治療を引き継いで欲しいということでご紹介をして頂きました

2018年の真夏日に真っ黒に日焼けをした初老の男性でした

 

【2枚とも初診時の状態、左側:入れ歯を外した状態、右側:入れ歯を入れている状態】

 

訴えは、上の総入れ歯が外れる、痛い、噛みづらい、しゃべりづらいでした

お口の中を拝見すると、下はほぼ全ての歯が残っていて入れ歯を入れないでも大丈夫な状態でした。実は上は歯が無い、下には沢山の歯が残っている(その逆も同じ)のはアンバランスなのです。例えばですが、右脚は大怪我でギクシャクしている,左脚は全く問題ない方は歩いたり運動をしたりするのは歩けるかもしれませんが不都合が多いそうです。同じように、お口の中も不都合が多くでやすい状態です。

今回の原因は、嚙み合わせと歯周病の進行によると診断をして治療をすすめていきました

 

患者さんにいろいろと根掘り葉掘り聞いていたら、『上の前歯がなくなってから鼻の下が凹んで老け顔になった』とのこと

単純に型取りをして、嚙み合わせをとって、完成という単純な方法では、このような方には不満だけが残りやすいので、練習用入れ歯(治療用入れ歯、リハビリ用入れ歯)を作って、使い方の練習やお口の中の環境を改善しつつ最終的な入れ歯の形炉作り込んでいく方法で治療をしていきました

1年弱の時間はかかりましたが、外れづらくて、食べたいものを食べられる入れ歯にする事ができました

 

ぶっちゃけですが、歯医者泣かせの入れ歯なのです

 

だからこそ、治療期間をしっかりとかけてリハビリをして使い方の練習をしてもらう必要があります

例えばですが、事故か病気などで片足を切断した後に義足を使い始めたことを想像して下さい。義歯を使い始めてすぐに飛び跳ねたり、走り回ったりすることはできるでしょうか?おそらく無理ですよね。だけど、義足している方でも運動を普通以上にできるかもいます。それは練習のたまものだと感じています。練習無くして、どんな入れ歯を手に入れようが使いこなすことは難しいと言えます。なので、もりや歯科ではリハビリ(練習)しっかりとすることが一番の特効薬だと考えています。

【全ての治療が終わった状態】

 

練習ができるように入れ歯を作り込んでいくことが僕の役目です

練習をしてもらうのは僕ではなく、患者さん本人です

二人三脚で治療をすすめていきましょう!!

  • この記事を書いた人

歯学博士 森谷良行

平成8年 日本大学歯学部卒業
平成8年 河野歯科医院にて勤務
平成11年 リバーサイド歯科クリニックにて勤務
平成13年 北坂戸に「もりや歯科」開業

平成8年 歯学学士取得(日大7369号)
平成14年 歯学博士取得(日大第6004号)
平成19年 厚生労働省より臨床研修施設として認定(研修施設番号070255)
平成30年 特許取得(「義歯の製造方法(特許第6454772号)」)

特定非営利活動法人一歯一心会 理事長/日本ヘルスケア歯科学会 オピニオンメンバー/日本歯周病学会 会員/日本補綴歯科学会 会員/中野予防歯科研究会 会員/歯顎矯正研究会 会員

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