埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療。24ステージ。治療費392,700円+初回調整料16,500円+2回目以降の調整料5,500円×回数+リテーナー55,000円。
1日20時間以上装着、1ステージ7日間。つまり168日、約6ヶ月の計画です。
小学校低学年の女の子のケースです。この時期のポイントは偈¥今はえている大人の歯の大きさとこれから生えてくる大人の歯の大きさの予測。そして、これからどのくらい成長するのかの予測です。あくまでも予測ですが,予測の精度を高めるためにどのタイミングで検査をするのか?がポイントです。精度が低いときは精度が高い時期まで待つことも大事です。
ではどのタイミングがい良いか?
- 上下共に前歯4本が大人の歯が生えている
- 上下左右の6歳臼歯(第一大臼歯)が生えている
この2つがポイントです。全てを満たしていることがベストですが、1本生えていないぐらいであれば計算でどうにかなります。この時期だとリーウエイスペースと言って残っている子供の歯が生えているスペースと今生えている大人の歯の大きさから計算で生えてくる大人の歯に必要な隙間を計算することができます。この計算式が相当精度が高いんです。
大人の歯が生えてくるスペースに関しては計算式でどうにかなります。もう一つの課題である成長量の予測は非常に難しいです。と言うか未知数です。ただ、実年齢と成長年齢が一致しているかどうかは手根骨を診ることで予測可能です。
上記のように手のレントゲンをポイント押さえて観察することで成長年齢を導くことができます。また、上記レントゲンの成長年齢を示すことで個人情報の一部をお伝えすることになるので控えさせて貰います。
これらのことを知るためには矯正治療をするため精密検査が必要です。
〜〜〜〜以下、患者さんの感想(お母さんから)〜〜〜〜
もりや歯科さんでは娘が赤ちゃんの時からかかりつけ医としてお世話になっています。
親の私が歯並びが悪いのがコンプレックスだったので、子どもには絶対に矯正をさせようと思っていましたが、始める時期には迷いがありました。
わざわざ小学校低学年に始めなくても、永久歯が生え揃ったあとでいいんじゃないかと思ったからです。先生にもその旨お聞きしましたが、顎の調整というのは、小学校低学年の時期にしかできないそうで…。顎の調整を早めに行うことで第二期治療時は抜歯することなく再開できるという最大のメリットに治療を決断しました。
歯並びが悪いと自信と自己肯定感も下がるのは実体験から身に沁みて感じているところですので、精神面でも、この矯正が娘にとって良いものなる事を期待しております!
幸いにも装置を触らせて貰った娘は「カッコいい!早くつけたい!」とかなり前向きでいてくれているので、親としてこのモチベーションをどう維持していくのかが頑張りどころかなと思います笑
〜〜〜〜以上〜〜〜〜
最後になりましたが、このぐらいの年齢で大事な事は親御さんの協力や理解も必要です。一番大事なのは本人のやる気です。本人の意志決定が曖昧だと途中で断念することがあります。なので、話し合いの場に本人も参加してもらいながら興味を持ってもらうようにしています。
矯正治療は長期間かかりますので、これからも一緒に頑張って行きましょう。宜しくお願いします。
【治療開始時のブログ】https://moriyashika.com/archives/7197
【治療前半のブログ】https://moriyashika.com/archives/7652