埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療、全40ステージ予定。治療費396,000円+初回(アタッチメント装着費含む)16,500円+調整料5,500円×回数+リテーナー55,000円。
1日20時間以上装着、1ステージ10日間。つまり400日、13ヶ月ちょい、約1年1ヶ月間です。
よく見て貰わないと解りづらいかもしれませんが、左右共に奥歯が上下で逆に噛み合っている状態です。この状態をクロスバイトと言いますが、このままだと歯を失う可能性が高いので矯正治療を全ての年代でオススメしています。このようなケースの場合は、原因を意識して歯の移動をしていかないと難しいことがあります。その原因をみつけるためにも矯正治療のための精密検査が必要です。
今回は、下顎の方が上顎より同年代の平均と較べると大きい状態でした。大きいが所以に幼少期に前が逆転した状態でした。その時は前歯だけの改善でした。成長を待っていましたが、下顎の方が成長をしているため奥歯も逆転してしまったと考えています。ただ、上の奥歯を横へ拡げるだけの隙間と、下の奥歯を内側へ狭めるだけの隙間があるため改善できる治療計画をしました。
今回は第二次成長中の年代なのがポイントです。この時期は上顎より下顎の方が成長量が大きいんです。そのため、矯正治療中に治ってきた位置関係が成長量に負けて再度逆転することもあります。このことは本人とお母さんにもお伝えしてご理解をして貰っています。
〜〜〜〜以下、患者さんの感想〜〜〜〜
中学生の娘について
幼少期から反対咬合で小児矯正してもらい、小児期の治療が完了してからは、定期検診で経過を見てもらっていました。乳歯から永久歯に生え変わる過程で奥歯の噛み合わせが逆になってしまいました。ほぼ永久歯になったタイミング(上の十二歳臼歯はまだでしたが)で声をかけてもらい成人矯正に向けて検査をしました。歯型上下、レントゲン等。それを踏まえての本日の治療計画相談となりました。
検査の時でしょうか、娘は希望として目立ちにくいマウスピースがいいと伝えていた様で、院長先生が優先して計画を立ててくれていました。歯の状態によってはワイヤーの方が向いている事もあるようです。
ワイヤーでもマウスピースでもどちらにも長所短所あり、優越は無いそうですが、インビザラインシステムはPCで歯がどの様に動いていくのかコマ送りで見ることが出来、ゴールが分かるので、患者にとってモチベーションupにつながると思いました!!
リスクや副作用も説明してもらいました。成長期であり、生えかけの歯もある為、変更するタイミングが生じる可能性や、娘は上顎に比べ下顎が大きめなのに加え成長期で更に大きくなるかもしれないので、治療に影響が出るかもしれないそうです。成長には個人差があるし、止めることは出来ないので、柔軟に対応して行くようです。親としても心構えしておきます!ほかに、代表的な副作用が4点ありましたが、若者程その可能性は低いそうです。
マウスピース1個につき10日間で交換し、3ヶ月に1回通院してチェックするそうです。予定より長くなるかもしれないですが、生涯に関わる事なので、焦らずじっくり行きたいと思います。
もりや歯科さんは親の私、娘の兄姉もお世話になっており家庭医の様な存在です!
〜〜〜〜以上〜〜〜〜
治療後の完成予想イラストです。この状態を目指して患者さんと一緒に頑張って行きます。宜しくお願いします。
【治療開始時のブログ】https://moriyashika.com/archives/7268
【治療前半のブログ】https://moriyashika.com/archives/8700