埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
以前ブログで書かせて頂いた内容の続きです
治療が進んだのでその報告をさせて下さい
『レントゲンを撮らないと解らないこともある』
このケースは、歯の内部から原因不明の吸収が起きてしまう
起きているけど痛みや不快症状はほとんど起きない。起きないので歯医者で偶然見つかることがある
偶然見つかることがあるとは行っても、僕自身の歯科医師経験で2ケース目です
どうしたら良いのか?と言えば根の治療をするというのが、今のところのベストだと思っています
理由は
1,そのままにしておくと進行する可能性が高い
2,進行したときには抜歯になるケースが多い
以上の理由から歯を残す可能性が高い治療を選択しました。治療をするにしても非常に難易度が高いです
先ずはふうせん状になっているところをどうやって綺麗にするのか?
綺麗になっているとどうやって確認をするのか?
ふうせん状になっている先の根の位置をどうやって確認をするのか?
もりや歯科はタイミング良く昨年末にマイクロスコープ(歯の顕微鏡)と歯科用CT(立体的に撮影出来るレントゲン装置)を導入したので治療をする事が何とかで来ました
僕が悪戦苦闘しながら治療をしたと言うことは、患者さんはものすごく大変だったと想います
患者さんが治療に参加して頂いたことに感謝です
根の中にお薬を詰めた直後
内部吸収していた部位にお薬を詰めた直後
治療終了後のCT写真
今回のケースは、差し歯とかにはしないで歯の裏側からだけ治療をするための穴を最小限の範囲で削って、最終的にはその穴をプラスチックで塞いでいます
細かいところをみていけばアラはあります。患者さん自身は快適に使って貰えているので何よりです