埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
坂戸市で「楽しく美味しく食事をして人生を豊かに過ごして欲しい」って本気で願っている歯科医師
2019年の梅雨まっ盛りの時期に、「歯医者が怖い、痛いのが怖い、削られるのがイヤ」と言う60代の女性の方が来院されました
いろいろ話を聞いても過去のイヤなことを沢山教えてくれました
歯をいきなり削られた
歯をいきなり抜かれた
歯を削るときには麻酔をして欲しい
歯医者の臭いが嫌い
歯医者の削る音が嫌い
入れ歯を入れているが痛くて嚙めない
歯医者が言うことを聞いてくれない
できるだけ不安や不満を抱えている方には、思いの丈を出し切るとスッキリすることが多いので、始めて来て頂いたときに聴かせてもらうようにしています
【初診時の写真】
怖い怖いと言いつつも、歯医者に言って頑張って治療をしていたことが解るようなお口の中でした
理由は治療をしているがダメになってきているからです
怖い怖いと言っている方にありがちなのが、「治療には頑張って通うけど、歯を守るためには通っていない!!」
歯医者も悪いって言えば悪のですが、正しい情報をしっかりと伝えていくことが大事だと感じること再認識することができた治療内容だったのを記憶しています
正しい情報とは、「むし歯も歯周病も本来は希な病気で、病気にならないようにすることが可能な病気である」と言うことです
若干数ではありますが、病気になりやすい方もいますので100%とは言い切れませんが大半の方は病気にならないようにするための定期検診で対応は可能です
2020年3月頃に、政府が「不要不急の定期検診は控えましょう」と言うニュアンスを私たちに発信をし続けました
政府が言っていた「定期検診」が何を示していたのかは本当の意味では不明ですが、私自身の解釈では「市の検診・学校検診・会社の健康診断」のような年一回行うような健康診断を示していたのではないかと思っています
埼玉県坂戸市のもりや歯科で行っている「定期検診は、病気になっていないかを診ることもしていますが、未来に起きるかもしれない病気を未然に防ぐための予防」を強めに考えています
「コロナに感染するのが怖い!!」と言う理由で歯科受診を控えた方もいるのは事実です
もりや歯科では、出来る限りの感染症予防対策を行っています
「もらわない、あげない」をスローガンに、消毒室の機材の一新して消毒滅菌工程を世界最高水準に引き上げつつ、ゾーニング、人と人とが接触しづらい配慮などなどを行っています
感染症予防に100%大丈夫はないのですが考えられる限りのことを行っているつもりですので、定期検診や治療を先延ばししないようにして欲しいと思います
https://moriyashika.com/pateient
話が脱線してしまいましたので、患者さんの話に戻します
この方の治療計画は、
入れ歯を入れていることに抵抗感はないけど嚙めないのはイヤ
インプラントをするのはイヤ
と言うことでしたので、「入れ歯でしっかりと嚙めるようにする」を目標にしました
ダメになっていた歯を抜きもしました
根の治療もしました
被せ物治療もしました
入れ歯づくりもしました
嚙み合わせ治療もしました
歯周病治療もしました
本当にいろいろな治療をさせて貰いました
治療期間は約1年かかりましたが、本人の頑張りもあり非常に良い状態になりました
「なんでも嚙めるようになったし、見た目もキレイなったし、マスクをしているのがもったいないぐらい」って言って頂けました
私たちだけで個々までの治療は出来ません、患者さん本人の頑張りがあるから良い状態に治ってきます
【治療後の写真】
これからはこの状態を長く保つために、お互いに頑張っていきたいと思います