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院長ブログ

30代 男性 歯周病 継続した定期検診で悪化していた歯周病を克服

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30代 男性 歯周病 継続した定期検診で悪化していた歯周病を克服した症例です。

2016年7月に初めてもりや歯科に来て頂いたきっかけは歯ぎしりがひどく歯と顎(顎関節)が痛くなっている事だった。歯ぎしりがある方は,場合によっては歯周病が悪化している可能性があることをお伝えしてマウスピースが完成した後に検査をする方向で治療を計画していきました。

なぜ、歯ぎしりをしていると歯周病が悪化するかと言えば、木の板に釘を刺してある状態を想像して下さい。これが歯と歯茎と顎の骨の状態です。話はそれますが、「釘がさびてボロボロ=虫歯で歯がボロボロ」「木の板が厚い薄い=顎の骨の量」「木の板がボロボロ=歯茎と顎の骨がボロボロ」と言うような連想をして下さい。しっかりとした木の板に釘が打ち込んであっても、釘を左右にぐいぐい動かしていれば釘が緩んできますよね。同じような現象がお口の中でも起きる事があります。これが歯ぎしりによる影響です。

歯ぎしりを止めることはなかなかできませんが、行動認知療法に現状を本気で本人が認識をして理解をすることで改善することもできます。言葉で言うのは簡単ですがなかなか難しいのが現状です。なので、スプリントというお口の中にはめる透明の装置(入れて入れもそれほど目立ちません)を就寝時に装着して貰って、歯への影響を最小限にすることを目的としています。

この方の歯周病精密検査の結果は、初期慢性歯周炎(2020年現在は病名が変化しています)と診断をしました

【写真の解説】歯並びが上下ともに重なっていたり,前後している状態

【写真の解説】歯を支えている顎の骨はそれほど影響が出ていないようです。上下左右に親知らずがあります。

【写真の解説】表の中がカラフルになっている状態はあまり良くない状態です。これが色が少なくなることが良い状態になっているバロメーターです。

 

治療計画は

1.スプリント療法

2.歯周基本治療→基本治療後経過良好でない部位の歯周外科療法

3.禁煙

4.上下左右親知らずの抜歯

5.矯正治療

を予定していきました。ただ、親知らずの抜歯と矯正治療は行わない方向でお互いで同意をしています。禁煙に関しては、考えてはいるがタイミングではないような感じでした。

歯周基本治療として,お口の中のご自分での清掃度を高める(歯ブラシの改善)を徹底して行いつつ、歯周病の原因になっている歯垢と歯石の除去の徹底して行いました。

治療回数は8回、2週間前後に1回の通院でしたので約6ヶ月間かけて治療を行いました。その後、歯茎が治る期間を約3ヶ月として、2017年4月に再評価の歯周病の検査を行いました。ある程度以上は治ってきているのですが、まだ治りきっていない部位があったため、親知らずの抜歯と禁煙を提案しました。抜歯の同意は得られましたが禁煙に関しては鈍い反応でした。この後に燃焼性タバコ(紙巻きタバコ)から非燃焼性加湿式タバコ(アイコス)に変更しています。

アイコスは発売当初、「害な無い」というようなイメージ戦略をしていましたが現在では有害物質が含有していることも解っています。発がん性に関しては数値上では紙巻きタバコより高い数値になっています。ただ、販売開始をしてからの期間が短いため人体にどのような影響がでてくるのかは解っていません。皮肉なってしまいますが、アイコスをご利用している方々の身体の変化がそのまま医療界へのフィードバックになります。

 

医療上の治療計画とは異なりますが、患者さんと一緒に歩むことができる計画にすることが一番好ましいと考えています。なぜなら、継続することが一番だからです。

この方は結果論ではありますが、一連の治療が終わった後は定期検診を約3ヶ月ごと継続して参加をしてもらっています。このことが大きかったと想っています。2020年2月に精密検査をしているのですが、結果はもの凄く良好です。

【写真の解説】初診時の時とほとんど変化をしていません

【写真の解説】上下左右の親知らずを抜いた後のレントゲン写真

【写真の解説】色がついている部位が少なくなっています

 

ことわざにもある様に「継続は力なり」です。

【写真の解説】お口の中の清潔度を数値化した表です。0だと非常にキレイな状態。もりや歯科の目標値は20以下です。

【写真の解説】歯周ポケットが4㎜以上ある部位の割合を示した表です。0が一番良い状態。

【写真の解説】歯茎からの出血状態を示した表です。0が一番良い状態。

  • この記事を書いた人
歯学博士 森谷良行

歯学博士 森谷良行

平成8年 日本大学歯学部卒業
平成8年 河野歯科医院にて勤務
平成11年 リバーサイド歯科クリニックにて勤務
平成13年 北坂戸に「もりや歯科」開業

平成8年 歯学学士取得(日大7369号)
平成14年 歯学博士取得(日大第6004号)
平成19年 厚生労働省より臨床研修施設として認定(研修施設番号070255)
平成30年 特許取得(「義歯の製造方法(特許第6454772号)」)

特定非営利活動法人一歯一心会 理事長/日本ヘルスケア歯科学会 オピニオンメンバー/日本歯周病学会 会員/日本補綴歯科学会 会員/中野予防歯科研究会 会員/歯顎矯正研究会 会員

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