埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
もりや歯科では矯正治療のゴールを「見た目」の改善としていません!!
誤解がないように伝わって欲しいのですが、見た目だけを改善してもその状態が身体にとって障害になってしまうことがあります。「形態と機能の改善」が真のゴールです。真のゴールを目指すためには、患者さんにもお願いすることが増えますし、医療者側も考えることが増えます。
皆さんにお願いすることは「姿勢と呼吸」です。
足を組まない、頬づえをつかない、鼻で呼吸をする、良く噛んでから飲み込む、歩く時間を増やすをお願いしています。一つ一つは些細なことですが、継続するとなると結構大変です。
私自身も気にしていますが、いつもの癖で足を組んでしまったり、急いでいるからという理由で駆け込むように食べたり・・・日々反省です。
気にすることで改善できることも増えますので、絶対ためというわけではありません。
患者さんからのコメントです
私の歯は、八重歯や歯同士が重なり合ったりして、全体的に歯並びがデコボコと乱れた状態です。歯並びが綺麗な友人と写真を撮るたびに、綺麗な歯並びがいいなあと憧れていました。 そして、歯科矯正に興味を持ち調べていくうちに、今の私にはマウスピース矯正がベスト!という答えが出ました。 たくさんの種類があるマウスピース矯正の中でも、インビザライン矯正は世界的にも有名で安心感もあります。このマスク時期がチャンスだと思い、なおかつ取り外し可能で目立たないのは良いと思ったので、インビザライン矯正ができる歯医者さんを探していたところ、もりや歯科さんを見つけました。 カウンセリングでは、歯の移動シュミレーションを見ながら、どうやって今の歯並びからゴールまで進んでいくのか治療過程を見ることができました。動画で歯の見え方、バランスが確認できるのはイメージが湧き本当に有難かったです。また、私はどうしても見た目ばかり気にしていましたが、先生は、「矯正=嚙み合わせがよくなるように歯を動かしていく・並べていくイメージですよ。」としっかりと嚙み合わせをみて話を進めてくださいました。 私の細かい悩みを1つ1つ丁寧に対応してくださり、ここで治療を受けたいなと決めました。いよいよスタートします。今から楽しみです。
相談に来る方のほとんどが「見た目」を気にしています。当たり前ですが・・・
見た目に影響している事は全て結果でしかありません。前述していますが、その結果になった原因を考えて、その原因を無くすための治療を矯正治療で行う必要があると考えています。
このケースの治療計画は、上は左右奥歯がすでに1本ずつ抜いてありブリッジという橋渡し治療をしてありました。ダミーと言われるは抜いた部分を補っているスペースを利用して全体的に歯を奥の方に移動させることにしました。下は、左下の奥歯に歯が無いので隙間を減らす計画をたてました。隙間をゼロにすることは難易度が高くなりすぎるので16ミリの隙間を9ミリにする計画にしました
【上の歯の写真】
【シュミレーターで描いた上の歯のゴール】
【治療前がグレー、治療後が白の重ね合わせ】
【下の歯の写真】
【シュミレーターで描いた下の歯のゴール】
【治療前がグレー、治療後が白の重ね合わせ】
歯科治療の大半がお試しができません。洋服で言えば試着ができません。できないので今回のようなシュミレーターがある事で想像しやすいので重宝しています。
まだ、スタートしていませんのでこれから1つずつ気にしながら治療をすすめていきたいと思います。
