埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
10代女性がお母さんと一緒に、歯と歯の隙間が気になると来院されました
歯並びは気になるけど、どんな装置でどんな風に直すのか不安がいっぱいと言った感じでした
治療計画をお話しさせて頂いた後に頂いた感想です。
患者さまからの感想
【2021年5月14日(金)、治療説明】
中1の娘が、もうすぐ矯正治療開始になります。前歯がすきっ歯なのを、本人がずっと気にしていたため受診しました。
矯正診断を受けると、あごの大きさは一般的なのに対し、歯は一つ一つがほんの少しずつ小さいために隙間が空いてしまっていることがわかりました。
どのような矯正方法があるかもよくわかっていなかったので、マウスピース矯正やワイヤー矯正、裏側矯正などについて説明していただきました。
この歯科医院では、裏側矯正はあまりお勧めしていないということなので、マウスピース矯正とワイヤー矯正の特徴や、それぞれのメリット、デメリット、矯正期間や費用などを教えていただきました。
そして、見た目が目立たないこと、食べ物が挟まったりしないこと、ワイヤー矯正より治療期間が短くなること、といった点を考えて「インビザライン」というマウスピース矯正を選択しました。食事の時にマウスピースを外さなければならないのはもちろんですが、お水以外の飲み物(お茶やジュースなど)を飲む時も外さなければならないし、必ず歯磨きをしてから再びマウスピースを装着しなければならないので、中学生で何かと忙しい娘は、できるかな‥と心配していましたが(今学校では、感染防止のため、給食後の歯磨きは禁止になっています)給食後はうがいを忘れずに行い、帰宅したら必ず歯磨きをする、など工夫していこうと思っています。
院長より
今更ながら反省していることがあります。本人に解ってもらいたくて、当医院スタッフが矯正治療中だったので、スタッフの口の中を観てもらいました。これが逆効果でした。ビックリさせてしまいました。
今更ですが、ビックリさせてしまいゴメンナサイ
細かく検査をしてみると、顎の大きさなどはほぼ平均的で歯が一回り小さい状態でした
お母さんから上だけで直せないか?と質問をうけましたが可能だが、上の歯の隙間を全て閉じることは難しいと思うと答えました。理由は、上の歯は下の歯を覆い被さるように生えています。下の歯の位置を変化できないと上の歯の移動量が抑制されてしまいます。今回は、全ての隙間を無くすためには下の歯も同時にする方が良いことを説明させてもらいました。
【治療を決定した直後のお母さんからの感想文】
最初に提案された治療計画は、マウスピースにゴムを引っかけて引っ張るというものでした。この話を聞いた時、私も娘もゴム???と、何のことだかよくわからなかったのですが、歯科医院のスタッフの方が装着しているのを見せて下さり、あまりにもゴムがはっきりと見えて、一瞬ドラキュラの牙?のように見えて、娘はドン引きしてしまいました。
その後の説明は一切耳に入ってこなくなった様子でしたが、先生が「嫌ならゴム無しでもいいよ。」とおっしゃってくれたので、少し希望が持てたようでした。
治療を進めていく中で、歯の動き方が少し足りないと判断した場合は、途中でゴムをかけるかもしれない、とのことでした。
娘はだいぶ安心したようでした。マウスピースの取り外しもうまくできるか不安なようでしたが、「あっという間に慣れるよ。」とお言葉をいただき、自分もやってみようという気持ちになったようです。
数回にわたって相談をさせてもらって、上下で矯正治療をする事、ゴムは最終手段にすることをお互いに確認をして今度から治療をスタートします
子供たちの矯正治療は、主役は子供たちですが、サポートをするご家族の力も大きいです。私たちは診療所ではサポートできても、家庭でのサポートはお母さんにお願いすることが多くあります。
治療開始時のブログ:https://moriyashika.com/archives/2809
治療中(前半)のブログ:https://moriyashika.com/archives/3000
治療中(後半)のブログ:https://moriyashika.com/archives/3496
治療終了後のブログhttps://moriyashika.com/archives/4084
