埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療計画
18ステージ
1日20時間以上装着していただく前提で、1ステージは10日間。
年齢・性別
10代・女性
お悩み
歯と歯の隙間が気になる。歯並びは気になるけど、どんな装置でどんな風に直すのか不安。
治療前の様子
治療計画
細かく検査をしてみると、顎の大きさなどはほぼ平均的で歯が一回り小さい状態でした。
お母さんから上だけで直せないか?とご質問をうけましたが、可能だが上の歯の隙間を全て閉じることは難しいと思うとお答えました。
理由は、上の歯は下の歯を覆い被さるように生えており、下の歯の位置を変化できないと上の歯の移動量が抑制されてしまうためです。
今回は、全ての隙間を無くすためには下の歯も同時にする方が良いことを説明させてもらいました。
一点だけ、説明時の対応で反省していることがあります。本人にイメージをもってもらいたくて、たまたま当医院スタッフがゴムを使った矯正治療中だったので、スタッフの口の中を観てもらいましたが、ビックリさせてしまいました。ビックリさせてしまいゴメンナサイ。
患者さまの感想
説明時
中1の娘が、もうすぐ矯正治療開始になります。前歯がすきっ歯なのを、本人がずっと気にしていたため受診しました。
矯正診断を受けると、あごの大きさは一般的なのに対し、歯は一つ一つがほんの少しずつ小さいために隙間が空いてしまっていることがわかりました。
どのような矯正方法があるかもよくわかっていなかったので、マウスピース矯正やワイヤー矯正、裏側矯正などについて説明していただきました。
この歯科医院では、裏側矯正はあまりお勧めしていないということなので、マウスピース矯正とワイヤー矯正の特徴や、それぞれのメリット、デメリット、矯正期間や費用などを教えていただきました。
そして、見た目が目立たないこと、食べ物が挟まったりしないこと、ワイヤー矯正より治療期間が短くなること、といった点を考えて「インビザライン」というマウスピース矯正を選択しました。
食事の時にマウスピースを外さなければならないのはもちろんですが、お水以外の飲み物(お茶やジュースなど)を飲む時も外さなければならないし、必ず歯磨きをしてから再びマウスピースを装着しなければならないので、中学生で何かと忙しい娘は、できるかな・・・と心配していましたが、(今学校では、感染防止のため、給食後の歯磨きは禁止になっています)給食後はうがいを忘れずに行い、帰宅したら必ず歯磨きをする、など工夫していこうと思っています。
治療開始後
最初に提案された治療計画は、マウスピースにゴムを引っかけて引っ張るというものでした。
この話を聞いた時、私も娘もゴム???と、何のことだかよくわからなかったのですが、歯科医院のスタッフの方が装着しているのを見せて下さり、あまりにもゴムがはっきりと見えて、一瞬ドラキュラの牙?のように見えて、娘はドン引きしてしまいました。
その後の説明は一切耳に入ってこなくなった様子でしたが、先生が「嫌ならゴム無しでもいいよ。」とおっしゃってくれたので、少し希望が持てたようでした。
治療を進めていく中で、歯の動き方が少し足りないと判断した場合は、途中でゴムをかけるかもしれない、とのことでした。
娘はだいぶ安心したようでした。マウスピースの取り外しもうまくできるか不安なようでしたが、「あっという間に慣れるよ。」とお言葉をいただき、自分もやってみようという気持ちになったようです。
院長より
数回にわたって相談をさせてもらって、上下で矯正治療をする事、ゴムは最終手段にすることをお互いに確認をして今度から治療をスタートします。
子供たちの矯正治療は、主役は子供たちですが、サポートをするご家族の力も大きいです。私たちは診療所ではサポートできても、家庭でのサポートはお母さんにお願いすることが多くあります。
治療の経過状況
1:治療の相談
当記事