埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療計画
83ステージ(約2年3ヶ月間)
1日20時間以上装着していただく前提で、1ステージは10日間。
費用
・治療費:528,000円
・調整料:5,500円×回数
・リテーナー:55,000円
年齢・性別
30代・女性
患者さまの感想
ずっと出っ歯と噛み合わせが悩みだったものの、ワイヤー矯正の見た目に抵抗があり躊躇していました。
5年ほど前にマウスピース矯正を知って友人が務めるクリニックを受診したのですが、「これはマウスピースでは無理。」と言われて撃沈。
その後転勤で忙しく、矯正のことはすっかり忘れてしまっていたのですが、妹がインビザラインを始めたことをきっかけにまたやりたい気持ちが再燃し、埼玉で調べてHP内容が良さそうなもりや歯科さんと、都内の矯正専門のクリニックを受診しました。
5年前よりもマウスピース矯正が進化しているようで、どちらのクリニックでもワイヤーでもマウスピースでも大丈夫だよと言われました。
最終的に説明が丁寧で分かりやすかった、もりや歯科さんですることにしました。
【2022.08.29 無料相談】
ワイヤー矯正とインビザラインの説明と、歯を機械で3Dスキャンして、今の歯の状態を説明してくださいました。
先生もインビザラインをしているようで、実物も見せていただきましたが、こんなに薄くて小さいんだ..とびっくりです。
ワイヤー矯正との比較やリスクも教えていただき、数値で説明してくれるのですごく分かりやすかったです。
非抜歯でできるのか、年齢も年齢なので矯正後に顔貌(ほうれい線とか)に影響はないかなどを質問しましたが、無料なのにこんなに長時間話して大丈夫なんだろうか…と思うほど丁寧に説明してくださいます。
顔貌については唇周りにはあまり変化はないとのことでした。
【2022.09.22 精密検査】
レントゲンを数枚とったり、写真とったり、虫歯のなりやすさのチェック、歯型もとりました。
矯正をする際に抜歯とIPRをどこまで許容できるかの確認もしていただきました。
『できれば非抜歯、IPRは自分としてはあまり問題視していないが、仕上がりに影響大きいなら抜歯も仕方ないのかな』と思っていることを伝えました。
非抜歯の場合、IPRで作れる隙間は7mmで、後ろに歯を動かすスペースがあるかが重要とのこと。
今日の検査結果を踏まえて考えてみるね、とおっしゃっていただきました。先生が話しやすい雰囲気を作ってくれるので、なんでも相談できます。
表ワイヤーはねじれの動きに強いこと、インビザラインは後ろに動かすのが得意なことなど色々教えてくださるのでとても勉強になります。
【2022.10.17 治療計画】
抜歯をした時のシミュレーション、非抜歯でIPRをした時のシミュレーションを見せていただきました。
横から見るとすごい変化。前からの画像も経時変化で見ると前歯が揃って上に動いてる..。マウスピースでこんなに動くんだ、と感動しました。
・もともと下の歯が1本ないので、どちらにしても下の歯は正中にはならない。
・非抜歯だと引っ込みが足りない分噛み合わない。
・歯がない所にインプラントも入れられる。(これは歯の治療をした歯科でも、インプラント入れてもいいよ。と言われてました。ただ、私としては元々なかった歯なのでこのままでも不便がなく検討中です。)
・抜歯では10mm、非抜歯は8mm前歯を動かせる。
・歯の裏のスペースはそれほどない。
上記を説明していただきました。
8mmでも私の感覚では満足だったこと、(もしかしたら完成間近で欲がでるかもです。)抜歯はなるべくしたくなかったことから、悩んで悩んで非抜歯でいくことに。
相談中にいろんな角度の自分の写真をみて、改めて矯正しようと思って良かったなと感じました。
マウスピースは83枚。1枚10日で+リテーナーなので830日+2年。やっぱり長いなぁと感じますが、初めに矯正考えたのが5年前で、その時始めてたら、いまはキレイだったんだと思うと今から始めようと決心つきました。
ここまできたら早く治療はじめたいです!
担当医師によるコメント
現状の様子
写真ですと出っ歯具合が分かりづらいと思いますので、下記のイラストを見て下さい。
これだけ上の前歯が前突(出っ歯)しています。
患者さんが気にしていることは出っ歯だけではなく、前歯の中心ズレも気になっています。
それらを改善するためにアレコレ考えました。このアレコレを考えるためには現状を知っておく必要があります。
そのために全体的な矯正治療をする場合は、精密検査を必ず行っています。
治療後(シミュレーション)
今回の治療計画は「できる限り歯を抜きたくない」と言う患者さんの要望を強めに考えての計画です。本来であれば抜歯ケースです。
奥歯を奥へ移動させることを最大化させて治療計画を考えました。患者さん自身も抜歯するかしないかで悩みましたが、抜歯しないで行うことを選択しました。
ただ、奥歯を奥へ移動させることがしきれないときもありますので、治療途中で方向修正することも含めて理解をして貰いました。
患者さんから想いが多く詰まっている文章を読んで僕自身も頑張りたいと感じました。これからも一緒に頑張って行きましょう。宜しくお願いします。
治療の経過状況
1:治療の相談
当記事