埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療計画
29ステージ
1日20時間以上装着していただく前提で、1ステージは10日間。
年齢・性別
30代・女性
患者さまのご要望・状況
30代女性の方の相談を受けました。
1.他医院で矯正治療をしたら受け口になると言われた。
2.型取りをするときに気持ち悪くなってしまう。
3.矯正装置をつけると気持ち悪くなってしまうのではないか。
担当医師よりのコメント
1番に関しては、聞いていてビックリしました。恐らく、「矯正治療をしたら受け口になる」ではなく「歯を抜かなかったら」とか「○○だと」と言うように条件があったとは思います。
しかし、患者本人が記憶していることは本人とって衝撃的すぎる内容だったということ。
私自身も普段から言葉の言い回しは気をつけているつもりですが、患者さんが受け取ったメッセージがこちらの意図していることと違いがないように心がけたいと思います。
2番、3番に関してはそれほど気にする必要はないと考えています。
食事をしていて気持ち悪くなってしまったり、嘔吐してしまうことはほぼないと思います。とは言いつつも本人にとってみたら一大事です。細心の注意を払って気になりづらいように治療を進めていきます。
上の歯の写真
正面の歯の写真
下の歯の写真
このケースの治療計画は、歯を抜かないで奥歯を奥に移動することで前歯の出っ張りを解消しつつ、歯と歯の重なりを解消して全体的に歯並びを整えるようにする計画にしました。
説明後の本人の感想
治療計画相談子供の頃から自分の歯並びにコンプレックスがあり、矯正を強く望んでいました。ただ、嘔吐反射が強く歯の型取りをするのがどうしても嫌なのと、金具を付けるのに抵抗があり、なかなかに踏み切れずにいました。
意を決して大きな病院の矯正相談に行ったところ、一度深く型取りをしないとわからないし、それはすごく苦しい。それに、もし矯正したとしても下の歯にスペースがないため、恐らく受け口になるだろうと言われました。その後に個人の歯科医院で相談した時も、同じことを言われました。
完全に諦めていたところに、もりやさんのホームページを見つけました。もりやさんでは金具をつけずにマウスピースで行う矯正を行っていて、試しに相談を受けにいきました。スタッフの方達はみなさん感じがよく、とても丁寧に説明をして下さいました。
まず3Dの機械で画面上に歯の形を映し出し、それを使って矯正前、矯正後のシミュレーションをして下さいます。前後の歯並びの違いに驚きました。
その後の本格的な検査では、レントゲンを始め様々な検査をして、具体的にどのような計画で矯正をしていくか、先生と一緒に考えていきます。
一番心配していた受け口の件も、矯正後そうならないようなプランを作っていただきました。一つ一つ納得した上での矯正なので、不安はあまりありません。費用も大変お安く、もっと早くもりやさんと出会いたかったと思っています。これからの治療が楽しみです。
型取り後
すごく苦手な歯の型取りが無事に終わって心底安心しています。隣にいて気持ちを落ち着かせて下さった先生に感謝です。歯並びが綺麗になるのが楽しみです。
3Dデジテルスキャンについて
3Dデジテルスキャンをすることで、画面上でシミュレーションをすることができます。スキャン当日は簡易診断を観てもらうようにしています。
あくまでも簡易なので、誤差もありますし、なんじゃこりゃ!!って内容になることもあります。それでもこんな感じに歯が動くんだってイメージが持てますので重宝しています。
ちなみに3Dデジタルスキャンがあるから型取りは必要ないのでは?と質問を受けることがありますが、デジタルデータはあくまでのデジタルで融通がきかないことがあります。
手元に歯形の模型を持ちながらこうできるだろうな〜〜、あ〜〜できるかな〜〜〜って、手で重さを感じながら、かみ合わせの位置を微妙に変化させながら観察すると僕自身の想像力が膨れ上がります。
インパクトはデジタルの方が良いですが、質感や創造性はアナログの方が優れていると感じています。
20代男性インビザライン矯正時のシュミレーション動画
移動量が少ないので分かりづらいかもしれませんが、アプリ上で歯の移動状態を確認することができます。また、患者さんにも直に観てもらって自分の歯がどのように動くのかをイメージしてもらっています。】
治療の経過状況
1:治療の相談
当記事