埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。
インビザライン矯正治療計画
29ステージ
1日20時間以上装着していただく前提で、1ステージは10日間。
年齢・性別
30代・女性
インビザライン矯正治療の様子
治療がスタートした直後に前歯の歯茎が腫れるというアクシデントが・・・。
インビザライン矯正治療中でも歯茎が腫れたり、詰め物がとれたり、被せ物がとれたりしたときは治療をした方が良いと考えています。
今回は私の聞き込み不足もあり、過去に前歯をぶつけていて何度か腫れていた経験が合ったことを見逃していました。
矯正治療をしたからとは言い切れませんが、タイミング的に言い訳は出来ません。本当に患者さんには大変申し訳ないことをしてしまったと反省しています。
本人の感想
2021.9.24 治療開始インビザラインの治療が始まりました。
マウスピースをはめる前に、歯をヤスリみたいなもので削って歯を並びやすくする処置をして、その後アタッチメントという突起物を歯の表面につけました。
よく見ると付いているのがわかりますが、色がないのであまり目立ちません。ただ口の中ではちょっと違和感があります。常に食べ物が詰まっているような感じです。
マウスピース初日は痛みというよりは、締め付けられている感覚が強かったのですが、翌日からは痛みを感じました。付けている間は痛みはあまりないのですが、外した直後と付けた直後が結構痛かったです。
マウスピースも最初はなかなか外れず、外れた瞬間も、「歯が取れた⁈」と錯覚するような痛みと違和感がありました。
私の場合は爪では痛くて取ることができなかったので、付属のアライナーリムーバーを使って外しています。このリムーバーのせいか、舌側のマウスピースが尖ってたまに舌が傷つきます。私はその都度紙やすりを使って対処しています。
1週間くらいは食事をするのが憂鬱になるくらい恐る恐る噛んでいましたが、開始から一ヶ月経ち、痛みもあまりなくマウスピースとの生活に慣れてきています。
これで歯並びが良くなると思えば何てことのない我慢できる痛みですし、疑問や不安は先生や衛生士さんが一つ一つ丁寧に説明して下さります。
今は神経の治療で、一時矯正治療はストップしていますが、早く次のステップに進みたいです。
担当医師よりのコメント
今回のケースはほぼ全ての歯が内側(舌の方へ傾斜をしている)ので、アライナーの着脱が大変なのは患者さんの感想からも分かると思います。
それでも慣れてくると楽になってきますので地道に練習をして欲しいと思います。
歯と歯が重なって内側に傾いているとアライナーの着脱は、そうでないときに比べると難易度が高まります。治療が進んで歯並びが良くなってくると着脱が楽になってくることを体験できると思います。
今回は矯正治療開始をしてすぐに歯の治療をしていてアライナーの装着期間を延長しています。足踏みをしているように感じるかもしれませんがじっくりと治療を進めているだけですので安心して欲しいです。
治療の経過状況
1:治療の相談
2:治療開始
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