北坂戸(坂戸)の歯科・歯医者・入れ歯なら「もりや歯科」へ

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お知らせ 入れ歯 院長ブログ

上下総入れ歯を入れてから180度人生が変わって毎日が楽しい(40代男性)

更新日:

埼玉県坂戸市(東武東上線 北坂戸駅 徒歩10分)にある、もりや歯科 院長 森谷良行(もりやよしゆき)です。

2年ほど前に上下総入れ歯をいれた40代男性の方が、総入れ歯を入れてから人生が変わったお話をしてくれました。

もしかして悪い方に変わった話???と、ドキドキしながら聴きました。

今年の1月から「入れ歯の歯の白さにあったスポーツ」をしたいと想ってテニスを始めたそうです。楽しくて熱中していたら、テニススクールの大会で優勝したそうです。将来の夢は「東京オリンピックに出場」。

初めてもりや歯科にいらしたときは、自分の口の中が嫌い!!と悲観的だったのを覚えています。今では180度人生が変わって、毎日が楽しいと言っています。

そんなお手伝いが出来たことが嬉しいです。

患者さんの要望に合わせて治療方針を決定

この患者さんは、今までに何度も歯医者で大変な治療を繰り返していました。実際に全ての歯を根の治療をしている途中でした。毎回歯医者に行くたびに、痛い思いをして、つらい思いをしていたそうです。

そう思うようになってから「もう歯がない方がいい」と感じるようになって、インターネットで検索をして「入れ歯が得意そう」ということで当医院に来て頂きました。

初めてお口の中を診させて頂いた時の感想は、率直に言えば「歯を残すことが出来る」「この歯を抜いて総入れ歯にするのはもったいない」です。

このことは患者さんに、そのままお伝えしていました。ただその患者さんは「分かっているけど・・・分かっているけど、歯を残すための治療はもうしたくない」という強い希望を持っておられました。

そこで、患者さんの希望とこちらが提供できる医療の打ち合わせをするために検査をして、3回ほど打ち合わせをして「すべての歯を抜いて総入れ歯にする」と言うことでお互い同意のもと治療を勧めることにしました。

もりや歯科ではなるべく歯を残せるような治療を心がけていますが、それぞれメリット・デメリットがあるので、患者さんにすべて伝えてから、ご希望に沿うような治療を選択しています。抜歯を推奨しているわけではございませんので、ご注意ください。当院の考えについては、以下の記事をご覧ください。


「歯を全部抜いて入れ歯にしたい」というお問い合わせが増えています。

この記事を見ている方は、「自分の歯を全部抜きたいと思っている方」あるいは「自分の歯が抜かないといけない状況だと思っている方」かもしれませんね。 もしかしたら、こちらの記事をお読みになって「自分も抜きた ...

見た目を何歳くらいにするか?

治療方針が決まったところで、今度は「見た目の雰囲気をどのぐらい(何歳ぐらい、どんな雰囲気)に設定するのか」を話し合いました。

患者さまには、成人式前後の写真を持ってきて頂いて、唇の雰囲気と膨らみ具合、お顔の雰囲気を真似ることにしました。

もりや歯科での入れ歯づくりの特徴

治療のご案内からは少し脱線しますが、もりや歯科での入れ歯作りは「リハビリ」が必要です。

というのも、歯を失ったことで、歯そのものを失っていますが、付随して歯ぐき、歯を支えていた骨も失っています。そして歯を通して感じていた感覚やお口の中の感覚、ベロや頬の動かし方、お顔の筋肉の状態にも影響しているからです。

(80代男性)歯科大学教授への総入れ歯の治療。歯と一緒に失う体の機能も回復する入れ歯。

歯科大学で教鞭をしていた方の治療させて頂く機会を得ました。よく知っている方の治療でしたので、毎回非常に緊張した状態で治療をしていました。あそこまでの緊張感はなかなかありません。このような機会を得ること ...

お顔の見栄え、歯の状態、嚙める、話せるはもちろんのこと、運動も出来る様にする必要が入れ歯には求められています。

例えば足を骨折して治療をして治りましたよ〜〜って言われて、すぐに走り回れるでしょうか。出来るかもしれませんが、難しいですよね。出来るようになるために「リハビリ」をして、なくなってしまった筋肉やバランス感覚を取り戻していきます。

当医院では「リハビリ」を目的とした入れ歯を1回目に作って、問題ない状態になってから2回目の最終的に入れ歯を作るようにしています。リハビリ用の入れ歯は、2回目の最終的な入れ歯を作るための試作品になります。

こういった作り方をすることで、患者さんにとって失敗がない入れ歯になるのです。

治療開始から治療終了まで

先ほどお伝えした通り、もりや歯科では「リハビリ用入れ歯」と「最終的な入れ歯」と2回入れ歯をつくります。

リハビリ用入れ歯づくり

  1. 型取り
  2. 嚙み合わせ
  3. 噛み合わせの位置と歯並びの状態の確認
  4. リハビリ用入れ歯完成

このように、入れ歯を作るためには4回程度の工程が必要になります。

その後リハビリをしていくのですが、個人差がものすごくでます。早い方は4回、週に一回の調整だと1ヶ月、時間がかかる人で6ヶ月や12ヶ月という方もいます。

このリハビリ期間へ影響する要因としては、患者さんのやる気と実行力、そして若さが影響します。若い方が筋肉の活性が良く、早く良い状態になりやすいです。

リハビリが終わった後は、最終的な入れ歯を作っていきます。その時に、リハビリをしながら調整した入れ歯を預かりたいのですが、預かってしまうとお口の中に何もなくなってしまいますので、複製した入れ歯を入れてもらいます。

最終的な入れ歯づくり

  1. リハビリ用入れ歯を使用して、型取りと噛み合わせの位置決め
  2. 見栄えや歯並びの状態の確認
  3. 完成

完成後はチェックはさせてもらいますが、ほとんど調整は必要ありません。

よくあるご質問

保険の入れ歯と自費の入れ歯

「保険の入れ歯と自費の入れ歯はどう違うの?どっちがいいの?」という質問をよくいただきます。

歯医者の立場からいうと、作り方の違いや材質の違いは当然のようにありますが、細かい部分の小さな差が説明しきれないほどたくさんあります。

ただ、この小さな差が、実際にお口に入れ歯がはいったときに大きな差になるのです。

ズバリ、「何ともない状態」「何もいれていないような状態」「24時間いれていても大丈夫」「何でも嚙める」(*すべて患者さんの感想です)というのは、どうしても自費の入れ歯が必要になることが多いです。


もりや歯科では自費の入れ歯を無理に勧めることは決してありませんのでご安心ください。

入れ歯ができるまで歯がないの?

「入れ歯ができるまで歯がないのか」ということについては、もちろん歯がない状態にならないように工夫をして治療をしていくことが出来ますので、歯が残っているままの状態で治療をしていけます。

保険で入れ歯を作った歯医者に不満を持っていて、自費なら大丈夫なの?

大丈夫とも駄目とも言い切れません。

保険の入れ歯で少しも満足できない場合は、同じ歯医者で自費の入れ歯をつくるのは絶対にダメ。

「保険の入れ歯をつくったけど全然ダメだから自費の入れ歯をつくる」という方がいらっしゃいますが、結論から言うと、保険の入れ歯で全然満足できない場合は、同じ歯医者で自費の入れ歯をつくってもうまくいきません ...

外れやすかったりするので入れ歯安定剤を使ってるけどこれで大丈夫?

よくない状況です。すぐにでも歯医者に行って診てもらって欲しいです。なぜなら、入れ歯安定剤は長期間使用するようなものではないからです。

歯は残し方が良いの?抜いた方が良いの?

「歯はあった方が絶対に良い!!」に決まっています。

歯は残し方が良いの?抜いた方が良いの?

今更かもしれませんが、「歯はあった方が絶対に良い!!」に決まっています そもそも論で言えば、僕らの身体には1つたりとも必要がないものは備わっていません もし、備わっているのであれば何かしらの意味がある ...

遠方なのですが大丈夫ですか?

大丈夫です。入れ歯を作るって治療をするために治療回数と時間は必要になりますが通って頂けるのであれば治療をしていくことは可能です。実際に車で2時間以上かけて通院して治療をした方もたくさんいらっしゃいます。

【歯科技工士の存在】

最後まで読み進めて頂き本当にありがとうございます。もう少しだけお付き合い下さい。

あまり知られていないのですが、入れ歯作りを数多く自分自身で手がけている、あるいは手がけていた歯科医師は日本全国でもごくごく一部です。

では誰が作っているのかというと、「歯科技工士」という国家資格をお持ちの方々です。そして実は、その実際につくっている歯科技工士(国家資格)の方と意見交換がそれほど出来ていない歯科医師も意外に多いのです。

もりや歯科では、歯科技工士と出来るだけ意見の相違をなくして、お互いが気持ちよく仕事が出来るように心掛けています。

入れ歯づくりに欠かせない「歯科技工士」が深刻な人材不足に。

入れ歯をつくるのは歯科医師ではない? いきなりですが、歯科医師が入れ歯づくりの全てを担当していると思っていませんか?実は歯科医師の9割は自分では作ることができません。 もちろん歯科医師として、つくり方 ...

またもりや歯科には歯科技工所を併設していますので、直接、そして密に打ち合わせをできますので、治療の内容をしっかり共有することができます。これも「いい入れ歯」をつくることができる理由の一つです。

費用について

抜歯の治療:保険治療

練習用総入れ歯:保険治療

本番用総入れ歯:475,200円(上下合計、税込み)

いつでもお気軽にご相談ください。

今回は40代男性の方からのご依頼でしたが、もりや歯科には、女性はもちろん30代20代の方からの入れ歯のご相談もたくさんございます。もりや歯科にぜひご相談ください。

  • この記事を書いた人

歯学博士 森谷良行

平成8年 日本大学歯学部卒業
平成8年 河野歯科医院にて勤務
平成11年 リバーサイド歯科クリニックにて勤務
平成13年 北坂戸に「もりや歯科」開業

平成8年 歯学学士取得(日大7369号)
平成14年 歯学博士取得(日大第6004号)
平成19年 厚生労働省より臨床研修施設として認定(研修施設番号070255)
平成30年 特許取得(「義歯の製造方法(特許第6454772号)」)

特定非営利活動法人一歯一心会 理事長/日本ヘルスケア歯科学会 オピニオンメンバー/日本歯周病学会 会員/日本補綴歯科学会 会員/中野予防歯科研究会 会員/歯顎矯正研究会 会員

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